場所を表すときに、たとえば「ニューヨークのマンハッタン」と言っても問題ないところを、
「ニューヨークはマンハッタン」と言う場合がありますね。
この「は」が何なのか気になって辞書を引いたところ、明鏡に載っていました。
<<時や場所など、場面を表す語について>>後のさらに細やかな場面設定を導く。「時は元禄一四年」「江戸は神田の生まれよ」「芸大は美術の出身」
「場面(大)」+「は」+「場面(小)」と使うものだったんですね。
時と場所の「は」はよく聞く表現ですが、それらに限らず、もっと広い用法があるようです。
「芸大は美術の出身」のように使うのはなかなか聞いたことがありませんね。言われても分からないかもしれません。
日本人でも知らない日本語があるものですね。
今日、知れてよかったです!