「メッセージ」(原題arrival)感想。難解だけど物凄い

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洋画arrival(邦題:メッセージ) を見ました。
ドゥニ・ヴィルヌーヴによる、哲学的なテーマを含むSF映画です。

感想

物凄いです。
言語と思考と時間のコペルニクス的転回です。
人生変わるとまではいかないですが、人生観10%くらいは変わります。

見たあと、家族の死を想像して泣きます。
悲しくて泣くのではないんです。

理解できると後からじわじわきます。
少なくとも私はこの映画と同じ枠に入る映画をひとつも知りません。
唯一無二の作品です。

 

この作品のテーマは、人間って何、という話にも飛躍していきます。
自分が自分の人生を全部知っていたら怖いし嫌です。
でもそれが人生です。
そこから逃げずに肯定していかないといけません。

私なりにまとめると、
言語をテーマに、時間と人生をひっくり返す概念と、愛を押し付けてくる作品です。
「人間存在の意味は」という話題にも派生します。

原題の味わい深さ

arrival…それはどの地点か?
そんな概念がそもそもあるのか、という話になっていきます。
思った時点で確定事項でもあるし、arrivalはまだきていないともいえます。

邦題メッセージも、それはそれでありなのでしょうが、
英語を英語に変えるって変なので個人的には原題のままがいいです。

ネタバレ解説

主人公は宇宙人・ヘプタポッドとの交流の中で時制の概念をなくします。
宇宙人は特殊な言語を用いており、その言語には時制が存在しないのです。

ヘプタポッドに合う前から未来がフラッシュバック(逆説的ですね)していたのは、
ヘプタポッドに時間の概念がないため、ルイーズに教えようと思った瞬間、既に教えたことになっている、ということだと理解しました。
SFです。

タイムトリップできるというわけではありません。
そもそも時間の概念がないのです。
他の自分にアクセスできる、という感覚に近いと思います。

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