チラ見したときの印象では先住民と開拓者のよくある話なのかなと思った
が、なんか住処を奪うなっていうのが全ての生き物の願いだとか言い出して疑問符が溢れた
生き物を擬人化(見た目が人間に、って意味ではなく、思考が)した時点でそれは現実の生き物とは別物だと思う。
自然じゃない
現実の生き物は生きたいとか共存したいとか思っていない。
自然に主観はない。
単に増えやすい本能や形質を持った生き物が当たり前に増えただけ
だから動物擬人化系のアニメは大抵先住民の話になるのかなあとまずは考えるのだ
そのまま書くと生々しいから仮託してるのかな??って
もし生き物の生存本能とかを示したいのなら自我を付加せずにそのものを描いた方がいいと思うのだが
擬人化するとそれが見えにくくなる、というかぶっちゃけ自分にとっては完全に見えなくなる
勝者の視点ばっかじゃなくて敗者の視点も見せよう!!というのはいいと思うけど、どうもそれだけには見えない
単に自然が減ってるよって言いたいだけなら、やっぱり下手に擬人化しない方がいい
結局何がテーマなのかわからない
先住民がメインでついでに自然へらすのやめようよ~~っていうのも入れているというなら納得いく
…調べたら、監督本人がタヌキは身近な全野生生物の姿ですとか言ってた
宗教だ
それか、文字通りにとってはいけなくて何が深い訳があるのか?
宗教映画なら宗教映画で全然構わないんだが、自覚してないのはちょっと
自然は共生したいと思っていない
こっちが勝手に思っているだけだ
自然はきれいだから、生態系サービスをくれるものであるから、
開発と自然両方ほしくなるねというだけの話
それをタヌキが生きたがっていますという嘘の皮で覆うのは違和感しかない
実証不可能な妄想(たとえば超越者の存在であるとか幽霊だとか)を言うのは放っておくが、明らかに事実と異なることを言われると気になる
とここで気付いたが、
ぽんぽこでは、人間側が、たぬきに意識があることを認識してないから単純な先住民ものではないのか
まあ左翼作品らしいので部外者は口出すのやめます(無責任)