ペットを飼っている人は多いですよね。
あなたの彼氏彼女や友達の中にも、犬や猫、鳥などを飼っている人がいるのではないでしょうか。
このページでは、実際に猫を亡くした経験がある私が、周りの人がペットを亡くしたときにどう接すればいいかを書いていきます。
※あくまで私の意見です。専門的なことが知りたい方はグリーフケアで検索すると情報が得られます。
基本は触れずにそっとしておく
ペットという家族を亡くした直後は、死と言う事実が受け入れられなくて驚き、悲しんでいます。
そこにペットの死についての話題を出してしまうと、現実を直視しなければいけなくなり、大きな負担となります。
無理に現実を見せなくても、時間とともに受け入れることができます。
いたずらに悲しみを増やすことになるので、自分からペットの事について聞いたりするのはやめましょう。
雑談を持ちかけられたら答えてあげる
一時的にでも死を忘れ、気を紛らわせたくて雑談を持ちかけられることがあるかもしれません。
その場合は優しく答えてあげましょう。
ペットのことには触れないようにして、いつも通りに接してあげれば助けになるはずです。
してはいけないこと1:新しいペットを勧める
ペットは家族です。家族を失ったからといって、新しい家族を迎え入れても、失った家族の代わりにはなりません。
確かに、新しいペットを迎えることが悲しみを癒す助けになることもありますが、新しい子を飼うと亡くなったペットに対して申し訳ない、と思う人もいます。
亡くなったペットのことで頭がいっぱいの人に、他のペットを飼ったら?というのは、亡くなったペットを軽んじているとも取れます。
相手がどのように受け取るかがわからないので、安易に勧めるのはやめましょう。
してはいけないこと2:無理に笑わせようとする
家族を失った悲しみは深く、笑ったり楽しんだりする気分にはとてもなれない人が多いでしょう。
無理に笑わせようとすると、自分の気持ちをわかってくれていないと感じさせてしまいます。
また、不謹慎だと不快にさせてしまう可能性もあります。
相手から頼まれない限り、笑わせようとするのはやめておいたほうが安全です。
してはいけないこと3:安易に共感する
家族を失った悲しみは、その家族をとても愛していた人にしかわかりません。
似たような経験があったとしても、あなたの悲しみとその人の悲しみは別のものです。
辛かったね、という言葉は優しいものですが、気持ちがわかるよなどといった発言は控えたほうが良いです。
そっとしておけばいずれ立ち直る
死別は誰にでも訪れるものです。
ただそばにいて、何も話さずにそっとしておけば、
本人の中で気持ちに整理がついていきます。
相手を信じて見守りましょう。
ただし、長期間を過ぎても抑うつ気分が抜けない場合は、
病院を受診したほうがいい場合もあります。
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