個人的な興味や、大学のレポートなどでインターネットを使い調べ物をする機会があると思います。
誰でも知っているようなことならいいのですが、情報が少ない分野だと検索するにも一苦労です。
たとえば、私の実体験では、フォーエバーブルーというwiiのゲームソフトに出てくる「ベルテッラ・アウランティアカ」というウミウシを検索したとき全くヒットしませんでした。今もしません。
あれは、和名がついていなくて、学名そのままで登場していたような生き物なので、当然といえば当然なのですが…
今回はそういう、検索してもなんだかよくわからないことについて調べる方法を書きます。
私が実践しているコツです。
ダブルクォーテーションとマイナス検索を使う
初歩的なことなのですが、これらは駆使しましょう。
ダブルクォーテーションで語句を囲むと、その語句をきちんと含む(バラバラに含む、似たような言葉を含むではなく)ページだけを表示します。
マイナス検索はその語句が入ったページを表示しないようにします。
「”イザナミだ”」で、この5文字そのものを含むページを表示できますし、「美女と野獣 -先輩」で童話・ディズニー映画だけを調べられます。
wikipediaの関連項目を見る
とりあえずwikipediaにいきます。
それ自体の記事がなくても、上位分類の記事があったり、似たような項目の記事があったりします。
運が良ければそこで言及されています。
もちろんwikipediaはあくまでその場しのぎであり、そのまま引用できませんので、出典を確認してそちらにあたりましょう。
出典が書いていなければ、残念ですがハズレです。
acjpをつける
「.ac.jp」をつけてみてください。
acというのは大学が使えるドメインです。大学のちゃんとしたページだけが表示されます。
昨今個人サイトやキュレーションサイトが溢れているので、この機能は必須です。
特に健康系の話題は.ac.jpをつけないとまともに検索できませんので、覚えておいてください。
グーグル・スカラーを使う
グーグルスカラーです。
ネット上にある論文を検索できます。
論文タイトルの横に[PDF]とあるものは、そのまま読めますのでぜひ使ってください。
英語でググる
日本語でダメならこれです。
フォーラムみたいなものは読みにくいですが、wikipediaや企業サイトの英語ならなんとかなると思います。
英名がわからない場合は、日本語版wikipediaに行ってから、左メニューにあるEnglishをクリックすればわかるかもしれません。
英語以外でググって英語にする
私は英語と、ごくごく一部のフランス語以外さっぱりですが、イタリア語やスペイン語でググることもあります。
そのままではわかりません。翻訳機にいれても意味不明な日本語になります。
なら翻訳機で英語にすればいいのです。
同じヨーロッパの言語なら英語と構造が似ているので直接日本語にするよりもはるかにマシになります。
英語さえ読めれば他の外国語も半分くらいはなんとかなります。もちろん、たとえばフランス語では代名詞の位置が違ったりうまくいかないこともありますが…
この方法なら秀逸な記事(☆マークです)を公開している言語のwikipediaにいき、そこで情報収集することもできます。
ただ、精度はどうしても低くなるので誤読する危険はあります。
私がやっていることはこのくらいです。
英語でググるのは効果抜群なのでおすすめです。
学術的なこと以外に、アニメの情報なども英語圏のほうが早かったりしますよ。