【2021年最新版】「サクラサク」の意味と由来を解説

カタカナ5文字で「サクラサク」、テレビなどで見かけますが、由来を知っていますか?
この記事では、サクラサクの意味について書いていきます。

「サクラサク」は、早稲田大学の合格通知電報

サクラサクというのは、もともとは早稲田大学の電報屋というアルバイトが合格者に送った電報に書かれていた文言です。
当時、大学まで合格発表を見に行くのが今と比べて大変だったので、アルバイトに代わりに見てもらって、結果を電報で知らせてもらうという慣行があったのです。

 

電報はカタカナで送られます。なのでカタカナだったんですね。
不合格の場合は「サクラチル」です。
文面が桜で表されているのは、「ゴウカク」「フゴウカク」だと直球過ぎるからでしょう。

 

現在は電報自体がないですし、合否はネットで見られたりするので、なくなった現象です。

他の大学の電報

早稲田大学以外では、文面も違うものになっていました。
大学の性格が出ていて面白いので、一部を紹介します。

 

東京大学
合格「アカモンヒラク」不合格「イチョウチル」
有名な赤門ですね。東大のマークはイチョウです。

 

北海道大学
合格「エルムハマネク」不合格「ツガルカイキョウナミタカシ」
波が高いので来れないよってことでしょうか。面白いです。
エルムというのはニレのことで(英名)、北大にはニレ並木があります。同窓会の名前も「北楡会」です。

 

京都大学
合格「ゴウカクキヨウダイ」不合格「ムネンサイキヲキセ」
無念再起を期せ…こういうふうに励まされるとがんばれますね。

 

全体的に、合格は招く・咲く系の言葉が多く、不合格だと風が強かったり波が高かったりするようです。

今はなくなった文化ですが、復活しても面白いかもしれませんね。

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