オリンピックの公式競技に野球がないのはなぜ?

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野球と言えば日本ではトップクラスに人気のスポーツですよね。もちろんアメリカなどでも大きな人気を誇っています。
同じような大人数で行うスポーツとして、サッカーがありますが、サッカーはいつもオリンピックでプレイされています。

オリンピックで野球が行われているのを見たことがあるでしょうか?

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昔から野球はオリンピックであまり実施されていない

実は、1894年から始まった近代オリンピックの中で野球が公式競技として行われたのはたった5回なのです。
正式な競技ではなく公開競技(その国で根付いているスポーツなどを実験的に実施するもの)として行われた事は何度かありますが、公式競技としては長く認められておらず、一度認められた後も5回の開催を経て公式競技から外されてしまいました。

なお、2020年の東京オリンピックでは追加種目として開催されます。
1964年の東京オリンピックでは公開競技として行われていました。

オリンピックの公式競技に野球がない理由

それでは、オリンピックの公式競技に野球が入れない理由はなんなのでしょうか。

2002年、国際オリンピック委員会が夏季オリンピックの肥大化を懸念し、種目の削除が行われることになりました。
野球は、環太平洋地域以外で普及していないと言う理由で、ソフトボールとともに除外勧告を受けることになりました。
その後総会での多数決で過半数を得られず、オリンピックの公式種目から削除されてしまいました。

否決されたことの原因としては、
他の国に対する野球のプロモーションを怠ったこと、放送権が売れていないこと、そして開催国の負担が大きくなることなどが挙げられています。

フィールドや審判など準備のコストが大きいわりに、採算が取れないということですね。

オリンピックは文化的な意味合いの大きいものですが、維持していくためには収益を上げることもおろそかにはできません。
野球は日本やアメリカでは非常に高い人気を誇っていますが、他の国では普及していないスポーツです。
普及活動が成功すれば、今後オリンピックで野球が公式種目としてプレイされることもありえるでしょう。

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